
周年記念日の来賓の挨拶について
NGな文例について
商売やビジネスに携わる人は、縁起にこだわる傾向があります。
創立記念のメッセージには、次のような忌み言葉は使わないよう注意してください。
◆倒れる ◆崩れる ◆落ちる ◆つぶれる ◆流れる
◆飛ぶ ◆散る ◆入らない ◆枯れる ◆閉じる
◆終わる ◆伸びない ◆失う ◆薄れる ◆やめる
◆さびれる ◆止める ◆おしまい
来賓からのスピーチの文例について
ポイント:お祝い→招待へのお礼→節目にあたっての感慨→さらなる発展を祈る言葉と展開させるのが祝辞の基本です。
創業10周年、まことにおめでとうございます。また、このような盛大なお祝いの席にお招きいただき、ありがとうございました。
本日、この喜びの節目を迎えられましたことは、社長をはじめ、社員の皆様の粉骨砕身のご努力のたまものと、心よりお喜び申し上げます。
御社とは、創業以来のお取引をさせていただいており、これまでの事業の展開と発展はつぶさに知っております。いつも感心いたしますのは、社長の方々の技術力です。その完璧なチームワークが、御社の発展を支えてきたのでしょう。
社長も社員の方々も皆、若いこと。それが御社の最大のエネルギーです。今後もその力をフルに発揮して、ますます社業を発展させ、20年、30年のお祝いの日も、ともに迎えられますことをお祈りしております。
来賓からのスピーチの文例について
ポイント:業界の先輩としての立場での祝辞では、「節目にあたって気持ちを引き締めよ」という内容を述べるのもいいでしょう。
このたびは、御社創立30周年を迎えられ、心よりお祝いを申し上げます。また、晴れの記念式典にお招きいただき、たいへん光栄に存じております。
わたしは、創業時から御社とおつきあいをさせていただいておりますが、当時とは比べ物にならないほど、事業規模も人員も大きく拡大しました。ただいまの社長のごあいさつでは、さらに多角経営に乗り出すとのことで、御社はますますご隆盛を遂げることでしょう。
しかし、ここで取引先としてひとつだけお願いを申し上げておきます。それは「顔の見える会社」でいてほしいということです。業界内での年数だけは重ねている私ですが、これまで事業を拡大したことで人間味の薄れた会社を、たくさん見てまいりました。
御社には、いつまでも人間の情感あふれる会社でいてほしいと願っております。本日はまことにおめでとうございます。
来賓からのスピーチ・飲食店の文例について
ポイント:形式にとらわれず、社長の人柄を交えたあいさつも可。社員のがんばりも評価する言葉を加えると、好印象になります。
本日は、まことにおめでとうございます。大東物産の西岡と申します。関係各社を代表いたしまして、ひと言ごあいさつを述べさせていただきます。
創業者の松本氏とは、創業以前から公私にわたり親しくさせていただいております。松本氏は日ごろから、何事にも「石橋をたたいて渡る」人でありました。ですから、創業の際の電光石火ともいうべき即決ぶりには、さすがの私も少々戸惑い、不安に思ったものです。
しかし、細心にして大胆な松本氏の多方面な魅力が、業績につながっていたようです。もちろん、松本氏だけでなく、社員の方のご努力があればこそ、今日の躍進があったのでしょう。これからも、さらなる飛躍をしていただきたいと、切に願っております。
ここに謹んで10周年に祝意を表するとともに、貴社のご発展をお祈りして、私のごあいさつといたします。ありがとうございました。
来賓からのスピーチ・飲食店の文例について
ポイント:創業当時の光景や思い出を語りながらも、それにとどまらず、未来につなげる言葉で結びます。
本日は○○屋さんの創業60周年祝賀会という、たいへんおめでたい席にお招きいただき、光栄に存じます。
私のような年寄りがご指名を受けましたのは、たぶん、昔の思い出話をせよということでしょう。
実は、私が幼少の時分にこの店が開店しました。現在は天ぷらの専門店として遠方からもお客様の足が絶えない店となっている○○屋さんですが、創業当時は天ぷらのほか、そばやうどんも扱う大衆的な店でした。
家族の祝い事があれば○○屋さんに行き、お客様が来れば出前をとり、一年の締めくくりは○○屋さんで年越しそばを食べるというのが、このあたり一帯の習慣だったものです。
名店として広く名前が知られるのは、たいへんに喜ばしいことですが、地域の住民に長く親しまれてきた家族的なよさも失うことなく、ますます発展してほしいと願っています。
来賓からのスピーチ・小売店の文例について
ポイント:同じ商店街の仲間として節目を喜び、これまでの苦労、努力を思いやりながら、今後の発展を祈ります。
このたび、〇〇店におかれましては創業20周年をお迎えになり、まことにおめでとうございます。同じ商店街で商いを営む者としても、たいへんうれしく存じます。
私どもの商いは、一日一日の積み重ねでございます。毎日毎月の売り上げに一喜一憂するうち、気が付けばいつの間にか20年たっていたというのが、〇〇店さんの実感なのではないでしょうか。私の店もかなりのかなりの古株になりましたが、創業はまるで昨日のことのように思えるものです。
それにいたしましても、20年の間には、この商店街でも店がずいぶん入れかわってしまいました。その中にあって、創業以来堅実なご商売をなさり、お店を順調に発展させてきた佐藤社長のご努力とご手腕には、あらためて感服するしだいです。〇〇店さんの今後のさらなるご発展、ご繁盛を心よりお祈りし、私のごあいさつといたします。
「スピーチあいさつ実例大事典」より

































